ビットコインは2023年までに800万円まで上がると「金持ち父さん 貧乏父さん」著者が発言

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金持ち父さん 貧乏父さん」など個人投資本の著者、ロバート・キヨサキ氏が、世界的なパンデミックの中で、米国経済が衰退するにつれてビットコインが75,000ドル(つまり日本円で800万円)まで急上昇すると信じていると語っています。

経済が死にかけたときは有形資産にかけるべき

キヨサキ氏は、政府の誤った方針によって、経済が崩壊する可能性に備えるため、金やビットコインなどの有形資産に賭けていると述べています。

経済は死にかけており、米国の連邦準備制度は無能だと罵ったうえで、金、銀、ビットコインを購入すべきとツイートしました。

そのうえで、
金が、現在1700ドルが、1年間で3000ドルと予測。
銀が、現在17ドルから、5年間で 40ドル。
そして、ビットコインは、現在 9800ドルから、3年間で、つまり2023年までに、75,000ドルと予測しています。

経済は今まさに死にかけている

2020年4月の米国の小売売上高は過去最高の16.4%減、製造業生産高は過去最高の13.7%減となり、経済が決してうまくいっていないという、キヨサキ氏の評価を裏付けています。

連邦準備制度(FED)は米国経済が第2四半期の終わりまでに衰退すると予想しています。

投資アナリストのセバスチャン・シエンキェヴィチ氏は、中央銀行が主要な月次経済データを見て、2020年の第2四半期に米国のGDPが年間48.07%急落することを予測していると説明しています。

新型コロナウィルスのパンデミックが勃発して以来、キヨサキ氏は、経済に警鐘を鳴らしていますが、著者と起業家は先月、米国政府が国を救うために10兆ドルを印刷していると述べました。キヨサキ氏は、米ドルが弱気市場に入るとビットコインは放物線を描くよう上昇すると付け加ているそうです。

‘Rich Dad Poor Dad’ Author Says Bitcoin Will Rise to $75,000 by 2023 As US Economy Is ‘Dying’

https://dailyhodl.com/2020/05/17/rich-dad-poor-dad-author-says-bitcoin-will-rise-to-75000-by-2023-as-us-economy-is-dying/

更にキヨサキ氏が警告

ニューヨークは崩壊。金、銀、ビットコインで身を守ってとのこと。

つぶやき…

キヨサキ氏が「Hard Asset」に賭けるべきと声をあげてはいますが、経済が落ち目となったとき、価値が相対的に下がりにくい有形資産を利用するという事は皆が利用するメジャーな手段だと思います。

ビットコインを含めた暗号通貨は有形資産と言えるのかどうかという議論はさておき、一定の価値保全としての役割は、ビットコインの誕生以来、担ってきてしまっている事実は否めません。

現在のビットコインの価値は、トヨタなどの大企業1社分にしか過ぎず、金融資産としては、まだヒヨコも同然の規模であるという状態そのものが、コロナ渦の経済混乱のヘッジ先の1つとして、ある一定のリスクを伴う資産ではあると認識されながらも、ヘッジファンドのファンドに組み込まれていく可能性は高くなっているのではと思います。

またアルトコインはどうでしょうか?

イーサリアム以外のアルトコインについて価値保全の役割は、歴史的なバックボーンからも演じられる可能性は低く、ビットコインとイーサリアム2強に、短期間においては、寄るのではないかと予想します。

とはいえ暗号通貨の世界におけるクジラ(大量保持者)の存在が、健全な市場を危うくしているのは否めません。

クジラがいない、またはバーニングされた暗号通貨が、将来的に残って利用されるのが健全だと思いますが、既に暗号通貨のアイコンとして輝く、ビットコインの時代は長く続くのではというのが、残念な予想になります。

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