ブロックチェーンプラットフォームであるSymbolプラットフォームのメリットを伝えるインフォグラフィックを作成してみました。
ビルドイン機能インフォグラフィック
Symbolでは、モザイク・メタデータ機能によりアセット管理が非常に用意に行うことができます。
作成したアセットをセキュアに利用範囲を制限したり、チェーン間の交換をアトミック(不可分)に実行したり、複数取引を同時実行することで複雑なサービスを設計することが可能になります。
以上のようなSymbolの基本機能をまとめてインフォグラフィックにしました。
日本語版
![](https://www.thankthee.net/sakura/wp-content/uploads/2020/08/Symbols-built-in-features-Infographic-japanese.jpg)
英語版
![](https://www.thankthee.net/sakura/wp-content/uploads/2020/08/Symbols-built-in-features-Infographic.jpg)
素材
モザイク・メタデータを活用してアセット管理
モザイクとメタデータはSymbolの強力な武器です。
プラットフォームにてトークンやアセット発行・管理機能が準備されて、付帯情報の拡張がメタデータにより可能なSymbolでは、チェーン上のアセット管理に長けています。
![](https://www.thankthee.net/sakura/wp-content/uploads/2020/07/icandoit-metadata500-400.jpg)
アカウント/モザイク制限によるトークン流通の制約
アカウントやモザイクが持つ属性により流通制約をかけることができます。
会員ランク別に、または特定のアセットを保持を条件に、サービスの提供を切り替えることができる細やかなセキュリティ機能を備えています。
![](https://www.thankthee.net/sakura/wp-content/uploads/2020/08/icandoit-restrictions500-400.jpg)
ハイブリッドチェーン
Symbolではパブリック・プライベートチェーンの両方が提供されます。
企業システムにおいては情報の公開範囲を適正範囲に限定したり、高速なトランザクション処理が必要になり、プライベートチェーンが求められるケースがあります。
非改ざん性と透明性を世に示すためのパブリックチェーンと組み合わせた、柔軟な企業・コンソーシアム向けのチェーンを構築可能です。
![](https://www.thankthee.net/sakura/wp-content/uploads/2020/08/icandoit-hybrid-chain-500x400-1.jpg)
異チェーン間のトークン・アセットの交換
複数の異チェーン間で、トークン・アセットの交換を、第三者(取引所など)の介入なしにピアツーピアで、不可分に交換することが可能です。
価値交換においての即時性は協力な武器と言えます。
![](https://www.thankthee.net/sakura/wp-content/uploads/2020/07/cross-chain-swap500-400.jpg)
エスクロー取引
エスクロー取引では、アセットと対価の移転が同時に行われる必要があります。
従来システムでは第三者の介入が必要でしたが、Symbolでは複数トランザクションをとりまとめて同時実行するアグリゲートトランザクションを利用することで、ユーザ間でのエスクロー取引を自動化することが可能です。
![](https://www.thankthee.net/sakura/wp-content/uploads/2020/08/icandoit-aggrigate-transaction-escrow-500-400.png)
トランザクションフィーを隠蔽化したサービス
トランザクションフィーを代わりに支払うサービスを構築するためにも、アグリゲートトランザクションが利用できます。ユーザにはブロックチェーンを利用していることを認識させないサービスが設計可能です。
![](https://www.thankthee.net/sakura/wp-content/uploads/2020/07/icandoit-aggrigate-transaction-pay-someone-elses-fees-500-400.jpg)
おわりに
Symbolは通常、ブロックチェーン開発において、サービス・システム構築者が実装しなければいけない様々なビルドイン機能が用意されています。
これら機能を利活用することで、サービスを迅速に立ち上げることができます。
ブロックチェーンを利用したサービス・システム開発に興味をもった方は、以下公式サイトをご確認ください。
また、NEMの日本国内における普及を後押しするNPO法人「NEMTUS」に相談すると良いでしょう。
Symbolローンチ後は、様々なシステム会社がSymbolブロックチェーンでのシステム構築を担うことになるでしょう。管理人もSymbolベースの開発を立ち上げたく思って経験値を貯めているところです。
ブロックチェーン技術を用いた開発をご検討されている方はお声がけいただけると幸いです。