関内駅を降りて伊勢佐木町モールを通りきったカニ道楽の近くに、昭和48年創業の昔ながらの何処となく懐かしいラーメン屋さんがあります。
「ラーメン&カレー」の店名に恥じず、カレーが食べられるのですが、王道は茶碗カレー+ラーメンや、カレーラーメン(ラーメンにカレーをぶっかけたもの)とライスを頼むお客さんが多いようです。3度目の来店ですが連続してカレーラーメンを食する事に。
スープのベースは、鶏ガラベースに、あご(トビウオ)・煮干など魚介系出汁が加わったアッサリ目の味なのだけど、懐かしいスパイシーでニンニクが効いたポークカレーがぶっかかっています。単品で十分うまいだろうと想像できるしっかりした安っぽくない味です。スープと混ざると飽きの来ない絶品の味になります。香辛料が効いて食欲かきたてるので飲みの後の〆の一杯に最適でしょう。
麺は中細麺です。麺の硬さの好みを確認してくれますので柔らか目好きでなければ硬めをお勧めします。シコシコとした食感の麺はしっかりとスープ・カレーを絡めとります。
他メニューとして、ワンタンメン、ニンニクラーメン、メンマラーメンなどがあります。クラッシュした生ニンニクを入れたニンニクラーメンは看板商品のようですが臭いが残りそうなのでチャレンジする日は注意が必要かも。常連さんは「ぜんしょっぱ」「かたしょっぱ」などと呪文を唱えて醤油ダレを追加したり、赤唐辛子をもらったりと頼むといろいろ出てきそうです。
最寄り駅は?というより関内、日ノ出町、伊勢佐木長者町の真ん中あたりに位置しているので結構駅から歩きます。やはり、野毛や伊勢佐木町で飲み明かして帰られなくなったときの締めに使い、タクシーで帰宅するが吉かと思います。