Engadgetで以下のような記事が紹介されていました。
言わば、ほんやくコンニャク+ボカロ。本人の声でリアルタイム翻訳・再生する音声技術「BabelOn」発表 – Engadget Japanese
実用はまだまだ先なのだろうけど、夢ある話でワクワクしました。
しかしBabelOnとかエスプリが効きすぎてにやけてしまう。
世界に様々な言語が存在することを説明する、旧約聖書の逸話「バベルの塔」は有名ですね。洪水により人々は神に対して疑問を抱き、力を合わせて神を威嚇するバベルの塔を築きます。そんな人に対して与えられた罰が、異なる言語でした。言葉を異にする人々は協力することを失い散り散りになっていくのです。
BabelOnは、バベルの塔を現在に世界に取り戻すプロジェクトなのでしょう。
AIの進化によってリアルタイム翻訳の精度は高まってきています。ニュアンスの翻訳はまだまだ難しく、皆さんお使いのGoogle翻訳も、とんでも翻訳で笑わせてくれるのが現状です。しかしながら、いつかテクノロジーが、言葉の壁のない世界をきっと作り出すことになると思います。
全世界の人々が、言語の壁なく思うことをスムーズに交わし合う世の中になったとき、神の鉄槌が下されるほどの”神の脅威”ともいえる人々の調和は生まれるのでしょうか?
言葉の壁が無くなったとして、すぐに調和するほど単純な話ではないのでしょう。
それでも信じざるを得ません。言語の違いがあっても、ブルジュ・ハリファを築く事ができた人類ですから、ドラえもんの翻訳こんにゃくの如く便利なツールを活用し、更なる人類の発展に向かっていく事ができることを。
こんにゃくは世界を救うことはできるかはわかりませんが、面白い世界になることは間違い無いでしょう。