目黒区在住で仕事場は五反田近辺の私が、最初に体験先に選んだのが、カワナミゴルフ五反田店です。
体験予約してみる
体験予約の方法は簡単でした。ホームページの予約フォームに日程と時間を第3希望まで登録する方式です。
カワナミゴルフスクールは、東京・埼玉に展開する「初心者女性歓迎」のゴルフスクールです。
体験レッスン申し込みフォーム
予約フォームではメールアドレス、電話番号が登録必須で、登録後にすぐに予約受付メールが、翌日には第1希望で予約した旨のお知らせメールが届きました。その後電話連絡もいただきました。東京・横浜に全８店舗展開している中規模のゴルフスクールだからでしょうか、安心できるきめ細やかな予約受付対応だと感じました。
アクセス
JR五反田駅または都営浅草線五反田駅からは徒歩4分程の距離でしょうか。十分電車で通える距離かなとは思いますが、駅近ではありません。
体験レッスン当日、googleマップを頼りに向かいますと、近くに着いたはずなのにそれらしき入り口が見当たりません。案内の看板があればいいのになと思います。
googleマップが指し示す場所には代わりにフィットネスクラブのティップネスの入り口があります。公式ホームページにティップネスビルB１Fと書かれてはいますが、さすがにティップネスとは別に入り口があるのかなと思い、ビルの周囲を歩き回って見ましたが専用入り口は見当たりません。
意を決して、TIPNESSの入り口から入ると、B1Fに続く階段とゴルフスクールの案内が左手に見えました。知らないと最初は迷うかも知れませんね。
受付
地下１Fに降りると受付カウンターがあり、その奥に１５打席ほどの練習場が見えます。地下ということもあり小規模なのかなと思いきや、打席数はかなり多いです。受付に向かうとスタッフの方からご案内を受け、体験レッスン用の受付用紙を渡されました。
受付用紙に名前と住所、電話番号を記載し、スタッフの方にお渡しします。ここで簡単に体験レッスンの費用の話などを説明いただきました。体験レッスン費用は無料ですが、スクールに通っていないビジターは施設利用料が１６２０円（税込）かかるとの事です。
体験レッスンなのにお金かかるの？という方もいらっしゃると思いますので、補足させていただきます。今回スクール探しの一貫で、五反田・目黒のみならず東京近辺のゴルフスクールの体験レッスン費用を確認しました。中には完全無料なところもございますが、ある程度の規模のスクールさんですと有償が殆どです。カワナミゴルフスクールさんの体験費用総額ははっきり言って安い方です。
ちなみに、カワナミゴルフスクールさんの施設利用料という仕組みを説明しておきますと、レッスンで打席が埋まっていない場合は、ビジターが練習ができるように打席を貸し出す仕組みのようです。打ちっぱなしのゴルフ練習場と違って距離はありませんが、打数を気にせずに練習でき、自宅・職場に近いとなると選択肢になりそうです。
設備
受付にてロッカーの鍵をいただきました。体験レッスンに備えて手荷物をしまい着替えをするため更衣室へ。こじんまりした更衣室で２面にロッカーが並んでいます。可もなく不可もなく汚くもなく綺麗でもない、そんなロッカールームです。ロッカールームに隣接する形でシャワールームがありました。練習後の汗を流したい方には嬉しいかも。
なお、私は借りませんでしたがシューズは無料レンタルできるそうです。ウォーキングシューズでも体験レッスンを受けられましたが、きちんとゴルフシューズを履いて練習したい方はレンタルすると良いかと思います。また、勿論ゴルフクラブも貸していただけますので、最低限、動きやすい服装とゴルフ用グローブさえあればレッスンが受けられます。
カワナミゴルフ五反田店打席
レッスン内容
体験レッスンでは、通常にレッスンされている皆さんに混じって実施します。なので体験レッスンの開始時間は厳守ですよ。１名のレッスンプロが同時に４名程見て逐次アドバイスをくれる形で進めていきます。見渡すと３名のレッスンプロがいましたので、中々の繁盛ぶりです。
私についていただいたレッスンプロは公式ホームページで微笑んでいる方でした。
まずはとりあえず打って見てくださいとのことでしたので、７アイアンを握り練習し始めました。いつものようにトップしたり、ダフったりと安定しないスイングをしていると、プロが狙いを説明してくれました。
体験レッスンの方には、どのぐらいできるのかを把握するために、何も言わずに練習をして見てくださいと話しているとのことです。クラブも握ったことが無い人は球を打つこともできずプロに申し出てくるでしょうし、超初心者ではありますが一応ラウンドしたことのある私のような人は一応打ち始めるがグリップやスイングに問題があることがすぐわかるそうです。
ちなみに中級者以上になると自分の打ち方にどのような問題があり、どう直したいかなどの持論があるそうなので、まずは何も言わずに打ってもらい、その後に何をどうしていきたいのか？問うだけで、大体のゴルフのレベルが測れるそうです。
自分が得意とするパソコン関係に置き換えると分かりやすいなと思いました。パソコン教室の先生になった時に、力量がわからない生徒さんに対して、まずはとりあえず上達したいことをやって見てと言えば、そもそもパソコンを立ち上げられないか、上達したい目的があるのか否か、ある場合には何を知りたいのか、すぐ把握できますしね。皆さんも、それぞれ得意とする分野に置き換えると腑に落ちる話かと思います。
私の場合、グリップからやり直しでした。グリップを直角に握りすぎていて、それがトップとダフリの原因になっているとのご指摘。
目から鱗だったのは、トップとダフリの原因は同じなんだよというプロのお言葉です。グリップを直角に握りすぎているから、当然スイングはボールの上側を通りやすくトップする。そこでボールに当てようという思いが強く働き、無理に体を前傾に倒したり、腕を伸ばしたりと無意識な調整が入るので、結果としてスイング軌道は下がり、ボールの手前を叩く事に繋がっているそうです。ダフると今度は必要以上にボール上方を叩こうとし、今度は空振りするとのこと。
うん、分かりやすい。
グリップの握り方は、レッスンプロごとに教え方が違ったりするけれど、ラウンド出ると傾斜があった、練習場と同じようにスイングできないので、シチュエーションに合わせて都度調整するような、ガチガチに固定した握り方では無く柔軟な握り方を覚えた方がいいとのアドバイス。
その為にはクラブを握ってからスタンスを構えるのでは無く、スタンスをとってから素直にクラブをおき、包むように自然に握った形をとることで、意識しすぎなグリップをやめる事から始めましょうという事でした。
今回のアドバイス・指摘は私個人に適した練習方法なのでしょう。自らの問題を認識させ、どうありたいかをイメージさせ、それを治すための方法を提示する。そんなしっかりとしたコーチングをしていただけるのだなと感じました。
通常レッスンと同様６０分立ち、チリトリでボールを集めて体験レッスン終了です。通常レッスンの方々と一緒にレッスンが受けられるということで、レッスンの流れや、指導内容が把握できていいですね。他の方々はドライバーの練習だったり、SWをひたすら練習していたりと、それぞれの目的別に練習しているのが特徴的でしょう。１名のプロが４名を見ているとはいえ、合同レッスンというよりは個人レッスンに近いのかもしれません。
なお、打席ごとにカメラは設置されてはおらず。レッスンプロがiPadを活用してスイングを録画し指導されていました。一打一打自分のフォームを確認したい方には向いていないかもしれません。
体験レッスンが終わると、そのあと申し込み用紙や、レッスン費用のチラシをいただき、スタッフからご説明いただきました。決して入会を強要しない、柔らかなご対応に好感をいただきました。
費用
レッスン費用は公式ホームページの画像を拝借して載せておきます。
まずは施設利用料です。
冒頭で説明した施設利用料が会員では月会費で払うことになります。レッスンの際の施設利用料として徴収されている形ですね。会員になればレッスン以外の時間、打席が空いていれば自由にボールを打って良いとのことです。ということでレッスンを受けずに個人練習だけしていくという荒技も可能です。
次にレッスン料金です。
会員になるとレッスンフィーが安くなるという制度です。ビジターでもレッスンが受けられるのも特徴かもしれませんね。月８回レッスンで施設利用料と合わせて、２７，０００円が標準的な費用になるでしょうか。高額すぎず安すぎずな値段設定ですね。
まとめ
正直言ってそのまま通おうかと迷いました。
会社と家から近く通いやすく、レッスン以外にも練習できること、そして何よりグループレッスンながら個人別にこまめな目標設定をしてコーチングされていること、費用はプライベートレッスンよりは安く払えない金額でもないこと。そして何よりレッスンプロ、スタッフの方々皆さんが丁寧で非常に安心感があること。やはり８店舗も抱える準大手ならではの品質だなと思いました。
とはいえ、レッスン巡りを始めたばかりです。他のスクールも比較して、自分にあったスクールを選択できたらと思っています。
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