「ConoHa for Windows Server」 という選択

calendar

「ConoHa for Windows Server」という選択を紹介したいと思います。

ConoHaとは?

「ConoHa」とは何であるのか?ご存知ない方も多いと思います。

「ConoHa」は、GMO提供のレンタルVPSサーバーです。

利用状況によっては、AWSよりも安価で利用できるという事もあり、サーバー利用における選択肢として認知され始めています。

Qiitaでも、以下のような記事が公開されていました。

リージョンとして、東京、アメリカ、シンガポールがあります。

業務継続計画(BCP:Business Continuity Plan)を考える上で、リージョン選択ができるのは使い勝手が良いかもしれませんね。

ConoHa for Windows Serverとは?

「ConoHa for Windows Server」は、そんな「ConoHa」ブランドの新たなサービスです。

特徴としては、以下の通りです。

  • 初期費用なし
  • 月額1,800円から使える安価
  • Windows Server
  • 超高速SSD搭載で快適
  • 初心者でもかんたんに利用

価格訴求力

価格訴求に特に自信があるサービスになっています。初期費用なしは地味に嬉しいですね。月額1,800円から「定額で利用」できるのは魅力的です。利用料金が月額料金に満たない場合は、時間単位の課金へ自動的に切り替わり、利用者にとって、常に一番安い料金になるように計算されるのが特徴です。

VPSなのでCPU・HDDなどが固定されますが、クラウド利用とは異なりCPU課金・利用メモリ量や通信量課金では無い点、利用課金で死ぬこともなく安心であることも特徴でしょう。データ転送量の上限無いってのはサービス構築においては大きな利点ですね。

Windowsサービスの構築力

OSがWindowsServerという事で .netベースの開発が基本になります。SQLServerをオプションで追加できますが、利用料は1コアあたり1,000円/月のため注意が必要です。Windows系のミドルウェア、ソフトウェアの利用目的がある場合に活用できそうですね。

なおOpenStack準拠のAPIが提供されるのも特徴です。個人的なサービス構築レベルではなく、稼働状況の監視なども作り込む事で、サービスの継続性も担保することが可能になるでしょう。

初心者に優しい価格設定であり、気軽にサービス構築できる特徴がありながら、サービス拡大に合わせて、運用強化が作り込めるという、手堅さが特徴かもしれません。

Windows Server 2016 Hyper-Vが利用できるのもサービス構築の強力な要素ですね。スペックの高いVPSを借りて、Hyper-Vで各サーバを構築する事が出来ます。楽ですね。

リモートデスクトップで管理コンソールを利用可能なのも運用で役に立つでしょう。

総じて、Windowsサービス構築に必要な要素はうまく揃えていると言った感じです。

Windowsパッケージベンダーがインターネットサービス展開するんだと思い立ったとき、「ConoHa for WindowServer」を利用するとベストな選択かもしれませんね。

パフォーマンス(コスパ含め)

全プランでSSDを利用しているのも特徴です。また、どのプランでも50GBの容量があるため、他VPSサービスと比較すると、コア数・メモリ量の低いプランのコストパフォーマンスが非常に高いと言えます。

容量追加となったときには、SSDをVPSにアタッチする形で追加する事になります。200GBを2,500円/月で追加できるようです。

大容量が必要になるサービスでは、HDDなどの安価なストレージが求められます。その場合、SSDしか利用できないサービスなので、コスパが発揮できなくなる可能性があります。

料金テーブル

プラン別の料金テーブルは以下の通りです。更にスペックが高いプランもあるようですが、サービスを立ち上げとなると以下で十分でしょう。

プラン WIN1GB WIN2GB WIN4GB WIN8GB WIN16GB
定額料金 1800円/月 3200円/月 5900円/月 10500円/月 19500円/月
時間あたりの金額 3.2円/時 5.5円/時 10.0円/時 17.3円/時 31.6円/時
メモリ 1GB 2GB 4GB 8GB 16GB
CPU 2コア 3コア 4コア 6コア 8コア
SSD 50GB 50GB 50GB 50GB 50GB
初期費用 無料 無料 無料 無料 無料
最低利用期間 無し 無し 無し 無し 無し

仕様

細かい仕様は以下の通りです。

データセンターは、他のConoHaのサービスとは異なり、まだ日本リージョンのみのようです。

OSエディション Windows Server 2016 Datacenter Edition
データセンター 日本(東京)
リモートデスクトップ接続 可能。但し「サーバー管理」目的以外のリモートデスクトップ接続は利用できません。
Windows Server 2016 Hyper-V 利用可能
ネットワーク インターネット:100Mbps共有
プライベートネットワーク:1Gbps共有
グローバルIPアドレス IPv4アドレス:1個
IPv6アドレス:17個
データ転送量 課金無し、無制限。
プライベートネットワーク お客様だけのネットワーク環境を構築可能。
API OpenStack準拠のAPI無料提供。
DNS ドメインのレコードを登録して使うことができるDNS機能を無料提供。
コントロールパネル ブラウザ上で、アカウント・請求情報の確認やサーバー管理ができます。
管理者権限 Administrator権限付与

総括

ConoHa 最近人気が出ているようです。

やはり安いながらに、そこそこのサービスが構築できるパフォーマンス・拡張性・サービス構築をサポートする機構が揃っているからだと思います。

最近Windowsパッケージ開発・販売している昔ながらの会社さんと付き合う機会が多いです。業務に根ざしたパッケージが多く、ニッチな引き合いはあるそうですが、更なる拡販となるとサービス化を考慮する必要があるとのご意見を聞きました。

超大規模サービスとなったならば、更に可用性を考慮した基盤を検討すべきですが、

「ConoHa for WindowsServer」は、ニッチなWindowsベースのパッケージのサービス化するための基盤選びにおいては、ベストな選択の一つなのではと思います。