赤坂麺処 友@赤坂

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赤坂のラーメン事情

赤坂で仕事する事になり、数か月、大きな問題が発覚しました。

ろくなラーメン屋がないんです。本当にないんです。

油そばの良い店は見つけたのだけど、ラーメン好きな私にとって不毛な地と言ってもいいでしょう。 そんな絶望に一筋の光が差し込んだというのが今回紹介するお店。赤坂麺処「友」です。 同じく赤坂勤務となった同僚も同じ悩みを抱えていたらしく、ネットや口コミ情報を頼りに足を運び見つけたお店のようでした。その際にSNSサイトで一言書きこみをしていた言葉を引用すると・・・

「ようやく出会えた」

なんか恋に落ちたみたいなフレーズでしたが、ラーメン不毛な町で見つけた真っ当なラーメン屋の価値を如実に語る言葉だと思います。

芳醇あごだし醤油は優しい味

そんな「友」では、塩鶏ラーメン、つけ麺と、色々気になるメニューはあったのですが、やはりメインを張っているのは、あごだし(飛び魚)の出汁が効いた「芳醇あごだし醤油ラーメン」のようです。

あごだし紹介@赤坂麺処・友

あごだし紹介@赤坂麺処・友

初めてのラーメン屋ではメイン商品を食べるという個人的ラーメン作法に従い、「芳醇あごだし醤油ラーメン」を頼んでみました。

芳醇あごだし醤油@赤坂麺処・友

芳醇あごだし醤油@赤坂麺処・友

 

良い絵ですね、美味しいラーメンは綺麗なんです。絵になります。

見た目はトッピングの海苔といい、中太の麺といい横浜の家系ラーメンを彷彿させる醤油とんこつ味の見目ですが、味わいは大きな違いました。無骨な横浜家系に対して、醤油とんこつは臭みが全くなくまろやかクリーミーなスープのベースとなっており、加えて、あごだし(とびうお)の芳醇な出汁が加わっています。全体として上品なスープに仕上がっています。そこそこ濃い味であるはずのに優しい味に感じました。女性のファンが多いかもしれませんね。

麺をすくう@赤坂麺処・友

麺をすくう@赤坂麺処・友

味変でラー油がついてきました。ラーメン作法は十人十色ですが、まずは優しいスープな味を楽しみ、少し冒険したくなったらラー油を入れましょう。辛さも控えめなので辛いの苦手でも大丈夫。臭みのない豚骨系スープに辛味を加えるとすっきりとした味わいになり食べやすくなるのはラーメン道でも王道の一手です。

味変ラー油@赤坂麺処・友

味変ラー油@赤坂麺処・友

スープを飲み干すと、あごだしの証明たる銀色の煌めきが輝いていました。醤油とんこつ+魚系の芳醇な出汁・・・なるほど獣系と魚系の出会いがここにも。

煌めくあごだし@赤坂麺処・友

煌めくあごだし@赤坂麺処・友

群雄割拠を夢見て

友達が赤坂での出会いと評したのも納得で、ラーメンとして恥ずかしくないレベルに仕上がっています。好みが合致すればお気に入りの店になりうるポテンシャルはあります。

ただ、是非、再び食べに行きたいと思わせる引き込まれる魅力は残念ながら無かった。不毛地帯で咲く一輪の花のような大事にしてあげたい店ではあるのだけど、やはり群雄割拠のラーメン激戦区で争うラーメン屋と異なり、突き抜けた個性を持たないからかもしれない。あごだしというだけでは、このご時世、さほどのインパクトは感じられないのです。

ラーメン屋の勃興は外食産業の中でも激しいものであると思います。赤坂がラーメン屋の戦場となる可能性は少なからずあるかもしれません。そもそも国会も近く、料亭の町でもあるので、純粋に食レベルは全国一といっても過言じゃないはずです。事実、有名な高級店は数多くあるわけですし。

将来の群雄割拠を夢見つつ、今は不毛地帯のオアシスとして、しばらくは通わせていただく事になりそうです。